羽原コレクションではタンニンなめしの革を主に使用しています。
タンニンでなめされた革はクロムなめしと比べて、加工にも時間がかかり、傷もつきやすいのですが
長く使っていくうちに独特の風合いが出るため使用しております。
製作工程ではコバ面もペーパーで裏・表・真ん中と納得のいくまで丁寧に仕上げています。
貼り合わせの工程の中では1ミリのずれも許されません、特に革小物の製作に関しては
その1ミリのずれが完成した商品にも影響が出るのです・・・。
革製品の完成度はコバ仕上げによって左右されます。工房では熟練の職人によって丁寧に手作業で仕上げられております。
正抜き(裁断)の工程です。クリッカーという機械で慎重に抜いていきます。気がゆるめない作業です。
革工房は多数ありますが、この機械を使われているところは少ないのではないでしょうか?
コバ漉きをすることによって革の重なった部分の断面の厚さを抑え、ミシンにおいても縫いやすくすることができます。
とても重要な作業です。
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